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どう出版編集部ブログ

季刊誌『道』を発行している、どう出版の編集部が書き綴っていきます。


次号『道』189号は来週月曜、7月25日に入荷いたします。


今号のテーマは、「生き抜く知恵と力」です。

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「宇城憲治巻頭対談」には、登山家で医師の今井通子先生に登場いただきました。

数々のヨーロッパアルプスを制覇されてきた女性登山家・今井通子先生。
現在は大自然を舞台に、医師としての知恵を働かせ、森のもつ人間への癒し効果を医学的に裏付け、森林セラピーとしてその普及に力を注ぐのみでなく、地球規模の環境保護活動に尽力されています。

自然を良く観察し、自然と対立することなく、調和してかかわってこられた先生の、鍛え抜かれた観察力は本当に鋭いです。

宇城先生は常に「自然の実態をよく観察してそこから真理を見出す」と言われますが、まさに、真実は自然のなかに・・・ということを教えていただける対談であったように思います。

「自然界にはチャンスは2度まで、3度はない」という今井先生のお話はそのことを象徴していました。
 

●ロングインタビューとして登場くださったのは、

「ダイヤル、ダイヤル、ダイヤル、ダイヤル、回して~」というテーマソングでおなじみの、ラジオこども電話相談室のレギュラー回答者・無着成恭先生です。

あるいは、教職にある方であれば、戦後の生活綴り方運動の契機となった「山びこ学校」文集の無着先生といえば、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
 
無着先生は、
「子供の質問こそ本質である。その質問にきちんと応えられてこそ教師である」のだと。

そして、人間をつくる、日本をつくるとは、教育とは何か。

教師こそ、そういう問題意識をもつことが大事なのだと熱く語ってくださいました。

厳しさのなかにユーモアあふれる無着先生のお話に時間を忘れて引き込まれた3時間でした。


●そして、無着先生の教え子の横戸喜平治氏にもインタビューをさせていただきました。
無着先生は現在90歳、横戸さんが83歳。

横戸さんのお話からは、当時20代前半の若き無着先生が、全身全霊、情熱をもって指導にあたっている姿が浮かび上がります。

両親を見送られるまで介護をし、そして現在も介護会の会報発行に携わっている横戸さんは無着先生から人間の生き方を学んだからこそ今があると語ります。

一教師の生き様が、子どものその後の生き抜く知恵と力となる――

横戸さんの綴った詩が、そのことを物語っているとあらためて感動いたしました!


●前号より始まった金澤泰子さんと、山元加津子さんの連載対談。今回のテーマは、

「ダウン症の子どもたちの魂の素晴らしさ」です。

金澤さんが翔子さんを授かった頃のダウン症への一般的な見方は、希望が持てるものではありませんでした。
しかしその中で、翔子さんを書家として歩いていけるまでに育てられました。

一方で、山元さんが養護学校で出会ったダウン症のお子さんはとても心優しく、素晴らしい人間性をみせてくれていました。

出生前診断で障がいの有無が簡単に分かるようになった今、「ダウン症だから」ということで生命の選別が安易に行なわれないようにと、それぞれの取り組みについて語り合ってくださっています。


●そして、先月お亡くなりになった、あのネパールムスタンの近藤亨先生の追悼記事
「夢に生きよ」

近藤先生のお写真を眺めるだけでも、先生のパワーを感じます。人間のエネルギーとは何かが伝わってきます。


●そして豊富な連載記事の数々
毎号毎号、『道』にお寄せいただく原稿や写真には、執筆いただく方の今の活動や、今に至る思いがあふれんばかりにつまっています。

今号の各連載テーマをご紹介します。

○ 今日一日を生きる ―― 茨城ダルク代表 【岩井喜代仁】
「薬物依存回復の12のステップの11
  私たちに向けられた神の意志を知り それだけを行なっていく力を求めた」
 (清原氏の薬物依存問題にも触れています)

○ 私たちは銀河のなかに生きている ―― 銀河浴写真家 【佐々木隆】
「梅雨晴れの室生滝谷花の里(奈良)」

○ ありのままの私たち ―― 作家 【山元加津子】
「みんなが違って生まれる意味」

○ 地球を歩く~知られざる絶景を求めて~ ―― 写真家 【野村哲也】
「悠久杉」

○ 世界の野球から日本の未来を見つめて
  ―― NPO法人 BBフューチャー 【阪長友仁】
「教育」

○ あふれる真心と愛 ―― 書家 【金澤泰子】
「いきいきキラキラ 翔子の毎日」

○ うつくし、日本 ―― 伊藤忠商事理事 【木暮浩明】
「恩讐を超えた日米の絆」


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2016.07.21 16:22 | 編集部より | トラックバック(-) | コメント(0) |












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