どう出版編集部ブログ

季刊誌『道』を発行している、どう出版の編集部が書き綴っていきます。

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季刊『道』158号(2008秋)、159号(2009冬)の宇城憲治巻頭対談でご登場いただいた日本熊森協会会長の森山まり子氏から、

このたび出版した無着成恭著『おっぱい教育論』について、「一気に読ませていただきました」と感想をいただきました。

森山会長はもともと中学の理科教師でしたが、人間による森林破壊によって野生動物が滅びようとしていることを知り立ち上がった生徒たちとともに、環境保護活動を始められた方です。


無着先生の言われていることは全くその通りで、どうしてこういうまともな知恵がもっと世の中に広まっていかないのか、残念です。経済第一の今の社会には、あわないのかもしれませんね。
今回、どう出版が先生のご著書の復刻版を出版されたことに感謝します。

無着成恭先生が、「学問というのは、おもしろいものなんです。すればするほど、したくなるものなんです。点数とは関係がないのです」
と言われていますが、まさしくその通りだと思います。

私が学問のおもしろさに目覚めたのは中学生の時です。こんな面白いこと一生していたいと思いました。それ以来、ずっと学問し続けて今日に至ります。

本来、子どもたちは、知らなかったことを知ったり、できなかったことができるようになることに、人間の本能としてこの上ない喜びを感じるものなのです。しかし、今の学校教育や家庭教育は、強圧的に子どもの頭に知識を詰め込もうとして、子どもたちから学問する喜びを奪い、かわりに子どもたちを苦しめ続けるものになっています。本末転倒です。

その結果、もはや人類とは呼べないまでに思いやりを失った新人種が誕生して、私たちの命を支えるたった一つの地球環境を平気で破壊し続けています。もはや狂っているとしか思えません。

無着先生は、「特にエリートコースに乗っかった人間は、自分のやっていることが、日本民族にどういう影響を与えるかということがわかっていない」とも言われています。
エリートは社会のリーダーとなり、多くの人々に影響を与えますから、こういう人達にも、この本を読んでいただきたいですね。



無着先生は、本書を「私の遺言」とおっしゃって、「日本の若いお母さんたちみんなに読んでもらいたい!」と願っておられます。

その思いをこうして受け止めてくださることは本当に嬉しいです。
『道』に登場いただいた方々が、こうして目に見えない交流をしてくださることに、私たちも頑張ろう!と思います。

(森山会長の対談は、『大河にコップ一杯の水 第2集』に収録されています)


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無着成恭著 『おっぱい教育論』

2016.12.07 17:17 | 編集部より | トラックバック(-) | コメント(0) |