どう出版編集部ブログ

季刊誌『道』を発行している、どう出版の編集部が書き綴っていきます。

 
13年前にアメリカで開催されたイベントから生まれたDVDが今、
とても話題を呼んでいます。

このイベントは、弊社の前身 合気ニュース社の社長で、合気道開祖・植芝盛平の研究家でもあるアメリカ人 スタンレー・プラニンが企画した、合気道最大の祭典「AIKI EXPO」で、2002年、2003年、2005年と3回にわたって行なわれました。

コンセプトは、合気道の各流儀会派だけでなく、さまざまな他流武道の指導者を招いて、技の交換会と武術家間の親睦、交流を図ろうというものでした。

2日間にわたって行なわれた講習会と演武会には毎回500人以上の方が参加して、3回でのべ1600人が参加しました。

AIKI EXPOの模様はすでに、「AIKI EXPO」DVDシリーズとしてまとめられていますが、話題となっているDVDは、今月に発売となった、『宇城空手 in AIKI EXPO』という、このイベントに招待された武術家の宇城憲治氏の指導のみをハイライト版にしてまとめたDVDです。


空手家である宇城氏がなぜ、合気道のイベントに?


それは、本DVDのなかでも主催者であるプラニンが述べていますが、
合気道の課題の一つに攻撃の甘さがあり、攻撃が甘いと稽古も甘くなるという危惧から、本物の攻撃に触れ、視野を広げてほしいということで、当時より交流のあった宇城氏を招待したのです。


圧巻なのは、宇城氏が繰り出す、目にも止まらない攻撃の威力もさることながら、高段者、現役指導者であれ、次々に攻撃してくる合気道の猛者たちを、まったく力をつかわずに、完璧に調和し制しているその一連の技術の見事さです。

このDVDを見た方からは、まったく他を寄せ付けない強さに鳥肌が立った、「戦わずして勝つ」の究極の武道のあり方と、その世界に生きる宇城氏の生きざまを感じた、心に染み入る真心を感じた・・・・など、たくさんの感想をいただきました。

このDVDは、ジャンルに関係なく、武道を志す方々への、

「武道の原点とは何か」

というメッセージがつまったドキュメンタリー
でもあると思います。

ちなみに、このイベントで宇城氏は、ロシア武術システマ創始者のミカエル・リャブコ氏と対談しており、その対話の様子も一部収録されています。

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DVD 『宇城空手 in AIKI EXPO』 より


このDVDは、宇城氏が指導する宇城道塾の教材として制作したものであり、書店等での販売はありません。
お求めは、以下までお願いします。

[DVD『宇城空手 in AIKI EXPO』 詳細・購入のページ]



(ちなみに、プラニンは合気道について数々の論文を書いており、その論文のオリジナルタイトルは「合気道 大いなる遺産、そして未来への掛橋」です。
この論文は、現在の武道界にとって考えさせられるレベルの高い発信であるとして、宇城氏におおいに感銘を与えるものとなり、氏の著書『武術空手への道』にもその一部が引用されました)

 
2015.09.20 14:58 | 編集部より | トラックバック(-) | コメント(0) |

季刊『道』 158号の宇城憲治巻頭対談にご登場いただいた、
日本熊森協会の森山まり子会長の講演が、神奈川県であります。

「森=動物+植物」

クマが暮らせない国土では、人間もまた滅びてしまう

という理念のもと、野生動物の保護や奥山再生事業など、
多角的、継続的な活動を続けておられます。



第2回 日本熊森協会 神奈川支部講演会
「くまもりは、どうあってもクマを守る」

〈日時〉
2015年 9月 22日 (火曜日) 
 13:30 開場
 14:00 開始
 16:45 終了

〈場所〉
技能文化会館 (横浜市中区万代町2丁目4番地7)
            *JR根岸線 [関内駅]南口から徒歩5分

〈費用〉
資料代 1000円

〈申込〉
参加は事前申し込みが必要です。
熊森協会本部 TEL:0798-22-4190/FAX:0798-22-4196

〈内容〉

「クマと犬は似ている」
 20分
箕輪健一
神奈川県支部長 障害児施設職員
元共立女子短期大学非常勤講師

「ツキノワグマと暮らす20年」
 60分
 始めに「クロちゃん子育て奮闘記」 上映 20分
佐藤八重治
元山形大学農学部文部技官
演習林で何度もクマに遭遇してきた。ツキノワグマ、クロちゃんと暮らす。

「くまもりは、どうしてそこまでクマを守ろうとするのか」 40分
森山まり子
日本熊森協会会長 元中学校理科教師



対談 森山まり子・宇城憲治



森山会長と宇城氏の対談は、対談集『大河にコップ一杯の水 第2集』に収められています。


対談 日本熊森協会会長 森山まり子 vs UK実践塾代表 宇城憲治
「命の森の再生に生涯をかけて」


やめたいと思ったことは一回もありません。

なぜなら深く決意をして始めたからです。

私たちしかいない。やろう。生涯かけてやる。

すべてをかけよう。

困難が来たら、

それはもう乗り越える対象でしかないわけです。 ―― 森山




身体から湧き出てくるエネルギーには三つあり、

一つは愛であり、一つは情熱であり、

もう一つは「怒り」です。 ―― 宇城



2015.09.04 14:54 | 編集部より | トラックバック(-) | コメント(0) |