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どう出版編集部ブログ

季刊誌『道』を発行している、どう出版の編集部が書き綴っていきます。

1月22日に発売予定の次号183号では、行動の原点となる二つの対談に引き寄せられるように、インタビューの記事でも、たいへんエネルギッシュな方々にお話を伺うことができました。

高野誠鮮(たかのじょうせん)氏との出会いも、『ローマ法王に米を食べさせた男』 という大変刺激的なご著書がきっかけとなりました。

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石川県羽咋(はくい)市の職員であり、僧侶でもある高野さんは、20代の頃は東京でテレビの番組をつくる仕事をされていて、おそよ今のお仕事とは無縁のような世界にいらした方ですが、郷里の石川県に戻られてからは、公務員としてまたのちには僧侶としても活躍されることになります。

ご著書やインタビューで詳しく語っておられますが、本物の宇宙船やロケットを導入した宇宙博物館をつくって町おこしをしたり、限界集落と言われた過疎地を独自の発想で、その地でとれた米をブランド化。さらには奇跡のリンゴの木村秋則氏と手を組んで、農薬肥料除草剤を使わない自然栽培を農協(JA)と共に取り組む道を開くなど、その活動はおよそ“お役所的”な発想では辿り着かない独自の工夫と行動力に溢れていました。

なにより、インタビューから一貫して感じたことは、とにかく前へ前へ、前へ前へ!というエネルギーであり、現状にとどまったり逡巡したり、ましてや過去を振り返ってあれこれ悩んだりなど、もう絶対にあり得ません!とする迫力です。

「構想は誰でもつくるんですよ。それがどれだけ素晴らしくても、具現化しなければ意味がないんです。」

「僕の場合は、できません、と言われるとスイッチが入るんです。できない? ならやってみようって。」 

「私は経験のない人の話は一切聞かなかった。『失敗したらどうする』とマイナス思考の人の話も聞きませんでした。なぜなら、成功するまでやればいいんですから。」
 
「物事を踏み切る時に、どうしたらそれができるかだけを考える。そして行動を起こすだけなのです。」

お会いした時は、とても物静かな方という印象があったのですが、いったんお話が始まると、堰を切ったように、内なる思いがほとばしり、お話が次から次に展開していきました。
 
お約束の2時間はあっという間にすぎ、3時間にわたる熱き思いを伺うことができました。
 
印象深かったのは、高野さんがとくに気持ちを寄せる、リンゴの木村秋則氏と共に取り組む自然栽培への思いです。高野さんは、木村さんの講演を聞いて以来、これは「本物だ」ということで、石川県の農家を集めて木村秋則氏の「自然栽培実践塾」を毎年開催されているそうです。

それは、「木村さんの話に感動する人を増やしても意味がない。木村さんと同じことができる人間が増えなければ意味がない」という、まさに「行動ありき」の信念からです。

徹底して有言実行、その行動のエネルギーは、「あーしたい、こうしたい」「こうだったらいいな」というように、「~たい、たい、たい」の現状から抜け出せない私たちを鼓舞してやまないものでありました。

183号の内容につきましては【こちら】をご覧ください。

この号は、2015年1月22日入荷予定です。

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2014.12.30 10:41 | 編集部より | トラックバック(-) | コメント(0) |