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どう出版編集部ブログ

季刊誌『道』を発行している、どう出版の編集部が書き綴っていきます。

次号『道』183号の対談のお話です。

今号では、佐藤芳之さんとの巻頭対談のほかに、特別対談として2014年度のノーベル物理学賞を受賞された中村修二氏との対談を掲載させていただきました。

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ご存知の方も多いかと思いますが、
毎号巻頭対談をしてくださる宇城憲治先生は、長年技術者としてエレクトロニクス分野の第一線で、リレー、ビデオムービー、イリジウム衛星携帯電話、二次電池充電器など電源部門の開発者として活躍してこられました。

電源部門においては、電源に必須の人命保障(感電)、財産保障(火災)を根底にした百数十項目に及ぶ安全規格取得の必要から世界の安全規格に精通し、その徹底したものの見方、考え方、「先を見る姿勢」は経営トップとしても数々の場で抜擢され、活躍してこられました。

その根底には、常に生と死のなかから導き出された武道の「戦わずして勝つ」の世界があります。

武道で培われたものを、技術開発や経営などの行動の哲学として日常に実践しておられる宇城先生は、必ずや、中村修二氏が青色LEDの技術開発にいたるご苦労や、商品開発にまつわる様々な悔しさ、そして根底にある怒りなど、本当に我が事のようにお分かりになるのではないかということで、宇城先生にお願いして、中村氏への取材の申し込みの許可をいただきました。

といっても紹介者がいるわけでもなく、あれこれ迷うよりはと、カリフォルニア大学の中村修二先生に直接メールでお願いすることにいたしました。季刊『道』のバックナンバーや宇城先生の著書も大学へ直接送らせていただきました。

連絡をさしあげたのが、ノーベル賞を受賞が決まった直後の10月末でしたので、お忙しい中村氏がお返事をくださるかどうか、とても不安でしたが、中村氏からは約10日後、快諾のお返事をいただきました。そのわずか4日後に大阪での対談が実現しました。中村氏が帰国する2日前の本当にお忙しい時間のなかで作っていただいた貴重な時間でした。

対談は、中村氏の青色LEDの開発に至るまでの思い、世界に出たからこそ見えてきた日本の課題、日本の誇り、これからの中村氏の思いなど、中村村氏と同じく技術者の道を歩んできた宇城先生だからこそ、引き出されたお話に溢れています。

中村氏には、その後、メールにて原稿のチェックをいただいたのですが、おそらく、やりとりの時期は、スウエーデンでのノーベル賞授与式の頃で、超多忙でいらしたと思うのですが、原稿をお送りして、わずか10分足らずでメール返信がきたのには本当に驚きました。

「できる人は本当に早い!」
 
「忙しい、忙しい」なんて言っているのが恥ずかしくなりました。

是非この対談をたくさんの方に読んでいただきたいです。

183号は、2015年1月22日に発売予定です。現在予約受付中です。
この号の内容については【こちら】まで。



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2014.12.28 13:34 | 編集部より | トラックバック(-) | コメント(0) |