どう出版編集部ブログ

季刊誌『道』を発行している、どう出版の編集部が書き綴っていきます。


気はどのように培われるのか ―――

空手道、居合道、技術、経営……
どの分野においても突出した人間力を発揮し、現在は、常識では絶対不可能とされる実践を通し、私たち人間にはとんでもない力が眠っていることに気づかせている宇城憲治氏。

瞬時に相手に変化を与える、そのエネルギーの源とは、一体何なのか?

その謎、不思議を、野中ともよ氏が聞き手となって、宇城氏の生い立ちや、学生時代の興味、仕事への向き合い方、そして空手道の師、居合道の師から学んだことなど、宇城氏を形づくってきたものを一つひとつ明らかにし、

真の人間力発揮への道筋を浮き彫りにしていきます。


『気』とは何か、『気』を自身に見出し、『気』の力とともに豊かな人生を過ごしていくには、どのようなことに心を配り、どのような日常を過ごしていけばよいのか。

目には見えない『気』の存在を、どう捉えればよいのか。

まったくのシロウトの質問にも、一つひとつ分かりやすく応えてくださる、宇城先生との対話のプロセスが、本書である。

閉塞感にとらわれそうになっている方には、とくにお勧めしたい。

              ―――― 野中ともよ(本文より)




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すべての人に気は満ちている
― なぜ、宇城憲治は「気」を自在にするまでに至ったか ―

  四六判ソフトカバー 224頁
  1冊 本体1,600円+税
  ご注文は[こちらです]


2017.04.04 13:17 | 編集部より | トラックバック(-) | コメント(0) |
季刊『道』170号(2011秋)の巻頭対談にご登場いただいた医師の肥田舜太郎先生が3月20日、肺炎のためお亡くなりになりました。享年100歳。

肥田先生は1945年、軍医として広島陸軍病院に赴任中に被爆。直後より被爆者治療に携わり、以来、2009年に医師を引退するまで被爆者に寄り添い続けてこられました。

『道』では、核がいかに人間の手に負えないものであり人間をむしばんでいくものであるか、これに頼って生きることがどんなにばかばかしいかを語ってくださいました。
そのメッセージには何ものにも揺るがない迫力があります。
それは、次に紹介する訴訟のあとの肥田先生の言葉にあるように、医師であることでも学問でもない、人間としてつきあってきた、その一点にあると思います。

被爆者の原爆症認定を求める集団訴訟で、直接被爆でない原告の原爆症認定を勝ち取った時のお話です。

   ◇   ◇

(直接被爆をしていない原告の症状は放射線と関係ないという相手に対し) 

 それに対し僕は、多くの人が最初はこういうふうに死んで、5年ぐらいたつとこうやって死に、25年するとこのように死んだ。こういうように死に方がどんどん変化するんだと。そうやって時間の経過を20回分くらいに分け、死に方の変化を示して、放射線の作用の変わり方を話したんです。生きた人間のね。その一つひとつの死に方の基礎になる考え方を、アメリカの学者が本で書いてくれていたんですね。それを訳した本を裁判では証拠として出したんです。

 だから最後に勝った時の大阪の裁判官の判決文の中で、「ドクター肥田の発言について、アメリカの学者の本の何ページに裏付ける言葉が書かれてあった。肥田の言う通り、学問的にも証明されている。よってドクター肥田の言っていることは正しい」と言って勝たせてくれたんですね。
 だからあとの裁判は全部右へ習えとなって、以降28の裁判すべてに勝てたのです。

 それがなぜできたと思いますか。
 それはね、僕がその人間と死ぬまでつきあったからです。

 最後には涙を流して、「俺、助けられなくてごめんね」と言って目の前で亡くなっていった人たち。
 そういう人間のつきあいというのは学問とかの理屈じゃない。

 そしてその人がなぜ死んだのか、死ななくてはならなかったのか、そこを僕は知りたかったのです。

   ◇   ◇

肥田先生の生き方から、人間の強さとは何か、寄り添うとは、裏切らないとはどういうことかなど、学ぶことがたくさんあります。

心より、ご冥福をお祈りいたします。

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[季刊『道』 170号]

[対談集『大河にコップ一杯の水 第3集』]

2017.03.21 11:52 | 編集部より | トラックバック(-) | コメント(0) |
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電子書籍Kindle版で発売中の
『佐々木説法 なるほど』が書籍版としても発売が決定いたしました。

2017年3月15日発売、ご予約受付中です。





季刊『道』、そしてその前身『合気ニュース』時代から11年間、47回にわたって連載いただいた「佐々木説法 なるほど」を
1冊にまとめました。

著者の佐々木の将人氏は、合気道開祖 植芝盛平、そして中村天風に師事した合気道師範であり、また山蔭神道の神官でもあります。
武道と人間の修行に打ち込み、2013年に他界されるまで、日本文化と人の道を説く「佐々木説法」で全国を奔走されました。

「合氣道は道であり、道は光がなければ見えない。
 道を歩くには、物があったら歩きにくい。

 その物を片付けて歩きやすくするのは、
 口と手と足であるから手段という。

 口と手足が戦術で、あの手、この手の技、術がある。」


「幸福を求めても永遠に幸福は来ない。

 それは明日は永遠に来ないと同じで
 寝て起きると今日であるように今が幸福、
 今が幸せと心に言い聞かせると幸福になる。」



終戦直後に野師として身につけた口上が活きた佐々木説法は、軽快な節回しでついつい「なるほど」とうなずかせます。
日本を愛し、日本人の原点に帰れというメッセージがユーモアとともに身体に染み渡ります。

 
  目 次
 1.神なる大自然の徳にならう
 2.戦略と戦術
 3.この大自然は中心の安定にある
 4.人生の目的は品性にあり
 5.法則
 6.健と建
 7.温故知新
 8.パリの神道
 9.使命
 10.道場
 11.ナビゲーター
 12.元号
 13.一言時に一生を救う
 14.三大不幸
 15.招待旅行
 16.ザ・親父
 17.一体全体
 18.ノアの方舟
 19.今を生きる
 20.生きた本
 21.物差しと志差し
 22.山岡鉄舟 剣禅一致の講談
 23.人生良いも悪いもどんとこい 運命を拓く鍵は心なり ― 1
 24.人生良いも悪いもどんとこい 運命を拓く鍵は心なり ― 2
 25.人生良いも悪いもどんとこい 運命を拓く鍵は心なり ― 3
 26.現実只今
 27.本心良心
 28.成りきる
 29.月ナビ
 30.政治と政治家
 31.中国を通観す
 32.道の国 日本
 33.皇道
 34.神武一道
 35.屋根裏より宇宙を覗く
 36.ダライ・ラマ法王・十四世
 37.分数道
 38.一言、時に一生を救う
 39.八十歳が残すメッセージ
 40.八十年の流れ ―― 大道商人から大道説法へ
 41.呼吸法と松竹梅
 42.試合・死合・仕合
 43.八咫の鏡と日本武道館
 44.白と黒
 45.菊のご紋は語る
 46.論語から中朝事実
 47.死生観



『佐々木説法 なるほど』 
A5判並製 308ページ
1冊 1,836円(税込) 送料270円
[ 『なるほど』 詳細・購入ページ ]


Kindle版 『佐々木説法 なるほど』
定価 1250円
[ Kindle版 『なるほど』 詳細・購入ページ ]


☆書籍版発売記念特典☆ 〈2017年3月31日まで〉
『なるほど』と同時申込で、佐々木の将人氏の演武が収録されたDVD が半額に。

DVD 『武 ―― 融合への祭典』
通常 6,480円 ⇒ 3,240円(税込)
[ DVD 『武 ―― 融合への祭典』 詳細・購入ページ ]

※オンラインショップご利用の場合は、
 『なるほど』と『武 ―― 融合への祭典』をカートに入れてください。
 計算とご注文確認の自動返信メールは通常価格でされますが、
 のちほど特典価格に変更して、メールをお送りいたします。
2017.03.03 16:52 | 編集部より | トラックバック(-) | コメント(0) |
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最新号 191号読者方々らたくさんの感想をいただいています。

いくつか、ご紹介させていただきます。













広島カープ緒方孝市監督と宇城先生の師弟対談を興味深く読ませていただきました。現役時代から緒方監督のファンであった私にとって嬉しい対談でした。
緒方監督は選手時代から背筋がピンと伸び、凛とした雰囲気をお持ちでした。また、どんな時も手を抜かない全力プレーが強く印象に残っています。その背景に宇城先生の御指導があったことを知り、とても納得しました。
緒方監督が宇城先生から真摯に学ぶ姿勢は凄いと思います。初対面で「あなた、プロなんでしょう」と言われたら多くの選手は落ち込んだり、へそを曲げてしまうと思います。しかし、そこから貪欲に学びにいった緒方監督の謙虚さと向上心を見習いたいと思いました。
(埼玉 教員 39歳 男性)

季刊『道』の最新号では、どの方も強い信念と思いでご自分の「道」を作り出していると感じました。
戦争体験から反戦を伝える金子さんの”ばかばかしい人間の死を積み上げていくのが戦争”という言葉に今までうまく掴めなかった戦争の恐ろしさが形を持ち、反戦の気持ちはすべての人が持っていなければいけないと強く思いました。
農漁家レストラン「松野や」の松野三枝子さんの生き方にはただただ圧倒されました。つらい経験をしていても、目の前のことに自分ができる精一杯のことをされていて、本当にすごいとしか言えなかったです。
(鹿児島 図書館員 29歳 女性)

『道』に対談される方々を知り、自分の知らなかった世界、その背景や生き様、を本をとおして知り得る事が出来ます。
自分の持っている知識や世界観がものすごく小さく、知らないことの怖さを感じます。
各号のテーマをいつも参考にさせていただき真実の中に人間の素晴らしさ、魅力をを伝えていただき励みとなります。
(三重 土地家屋調査士 58歳 男性)

勝ち負けより、練習してきたことなどが、「できたか、できなかったか」が大事という非常にインパクトのあるメッセージに、なるほどと思いました。
日常では、計画を立てて、行動をする日々に翻弄されてしまいがちです。
一度足を止めて、即日、やった結果や行動に焦点をあわせ、検証していくことが勝利につながり、それを反復していく。
仕事にも日常にも共通するんだと、勉強になりました。
そして宇城先生のお言葉で、「決して満足することなく、24時間稽古に繋がっていく」というように、経験を積み上げる大切さを学びました。
(東京 コンサルタント 54歳 男性)

田中愛子先生の記事を読ませていただき、マクロビオティックがどういうものかを初めて知りました。
大変奥の深いものだと驚きました。現代の私たちが食べる物は、インスタント食品、サプリメント、添加物などが多く、確かにこの様な物も必要であると思います。
しかし、加工など自然を人間の方に近付ける科学だけでは無く、人間が自然に近付く科学ももっともっと発達していかなければならないと思いました。
(埼玉 土地建物取引業 49歳 男性)


このほかの感想をこちらでお読みいただけます。
[ 『道』 191号 読者の声 ]

[ 『道』 191号 内容詳細 ]
2017.02.24 14:51 | 編集部より | トラックバック(-) | コメント(0) |
山形県天童市の市民新聞「サンデータイムス」(キンダイ通信社発行)に、無着成恭先生著『おっぱい教育論』をご紹介いただきました。

記事にもあるように、事のはじめは昨年『おっぱい教育論』の制作が進むなか、無着先生から「サンデータイムス」とともにお手紙をいただいたことです。
絶版となった『おっぱい教育論』を題材にした鈴木実氏のコラム「子どものいる風景 すこし昔のはなし」を指して、

 『おっぱい教育論』が“すこし昔のはなし”というのです。 
 私としては、ちっとも「昔の話」ではなく、まさに
 今時の話のつもりで復刻していただこうと思ったのです。


という内容でした。

刷り上がった復刻版『おっぱい教育論』を、「サンデータイムス」様にお送りし、著者 無着先生の思いを伝えさせていただいたのでした。

無着先生は、現代の子供たちが置かれている状況を見るにつけ、「『おっぱい教育論』を日本のすべてのお母さんに読んでもらいたい!」と、いつも熱いメールをくださいます。
無着先生の熱い思いが、このように伝播していくよう、私たちも動いてまいります。


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無着成恭著
『おっぱい教育論』

 
2017.02.14 11:58 | 編集部より | トラックバック(-) | コメント(0) |