どう出版編集部ブログ

季刊誌『道』を発行している、どう出版の編集部が書き綴っていきます。

季刊『道』189号ロングインタビューにご登場いただいた無着成恭氏が、
「今こそ親や教師に読んでもらいたい一冊」 と言う『おっぱい教育論』。

本日入荷となりました。


無着氏は本書のあとがきを、

「『赤ちゃんは母乳で育ててください』は私の遺言です」 と締めくくられました。

「母乳で育てる」とは、赤ちゃんを抱いて肌を合わせること、目を見て語りかけること。
そしてその延長に、子どもの好奇心を潰さず育てること、「本当の知識」を与え導くことがあります。

「おっぱい教育論」には子どもを本当の意味で守り育てていくための、90歳の教育者の経験と願いがつまっています。

・・・・・
テストというのは、教師が、自分の教えたことがどれだけわかっているかと調べ反省するためにやるものです。

誰がどこでわからなくなっているか、誰はどこでつまずいているか、誰が何を悩んでいるのか。
そういうことを知ることです。
それを知って、手当てをすることです。

点数をつける必要は、教育という営みの中にあってはならないのです。
(本文より)
・・・・・

母親だけでなく、子どもを育む全ての人に手にとっていただくことを願っています。

まとめてご注文いただいた場合、送料を無料としたします。また、20冊以上には、増量プレゼントをいたします。
詳しくはこちらをご覧ください。
[ 『おっぱい教育論』 詳細・購入ページ ]




muchaku (2)
2016.11.24 14:48 | 編集部より | トラックバック(-) | コメント(0) |
190-2-1.jpg


「弓では、身体で引くという言葉があるのですが、頭で理想の射(しゃ)を考えても、実際に身体で弓を射らなければ上達しない。
だから行動、アクションは大事です。
起こしたら次のアクションへ、それがとても大切ですね。
アクションを起こせば、それがよかったかどうかが分かってくる。分かってくれば次の行動が起こせるんです。」



ゴディバジャパン社長のジェローム・シュシャンさんへの取材のきっかけは、シュシャンさんが書かれた『ターゲット』でした。

知り合いに、「『道』にぴったりの、おもしろい外国の方がいますよ」と紹介され、読んだのがこの本でした。

『ターゲット』は、シュシャンさんの生き方はもちろん、ずっと大切に修行してきた弓道への思いや、武道を通したビジネスの考え方、日本への愛情がたっぷり描かれていて躍動感にとみ、一気に読んでしまいました。


大企業の社長さんに、すぐにつながるような縁は私たちにはありませんでしたが、シュシャンさんが弓道五段であり、お師匠が以前『道』で取材させていただいた弓道範士の浦上博子先生であったことから、さっそく弓道連盟に紹介のお願いの手紙を書きました。

すぐに連盟を通じてシュシャンさんからお返事をいただいた時は、あまりの早さに驚いてしまいました。

ゴディバのチョコレートは、毎回海外に行くたびにお土産にしていて、いつも喜ばれていました。
一体、どんな社長さんなんだろう?



取材当日、通されたお部屋はゴディバジャパン本社のガラス張りのお部屋。

緊張して待っていると、そこへさっそうと入ってこられたのが、満面の笑顔のシュシャン氏でした。
その笑顔にシュシャンさんの温かな人柄を感じ、いっぺんに緊張が溶けたのを覚えています。


日本にいらしたのは、1983年、大学時代だったそうです。

東南アジアを旅していて日本にたどり着き、ヒッチハイクで旅を続けながら、その時のいろいろいろな方との出会いの延長上に今のゴディバジャパン社長となった自分がいるのだと言います。

その「人との縁」に関しての捉え方は、まさに、「行動が出会いを生み、行動を起こすからこそ、人生で何かが生まれていく」 というもの。

そうした出会いを常に大切にされてきたシュシャンさんだからこそ、多くの人に愛されるゴディバを牽引してこられたのだなと。

人となりを知ることで、よりゴディバのチョコレートが身近になりました。


定期購読のお申し込みはこちらです。
[ 『道』定期購読 ]

『道』190号のご注文はこちらです。
[ 『道』 190号 詳細・購入 ]




2016.11.16 16:42 | 編集部より | トラックバック(-) | コメント(0) |
中村桂子先生との対談は、大阪高槻市にあるJT生命誌研究館で行なわれました。

中村先生は凛として美しく、人を包み込むような柔らかな雰囲気をお持ちでした。

取材の依頼をお電話でお願いした際には、「私は人見知りしますので・・・」と恥ずかしそうにおっしゃっていたのですが、

お会いするととてもそんなそんなふうには感じられず、ご挨拶もそこそこにすっかり打ち解けた感じで宇城先生との対談が始まりました。

190_nakamura02.jpg



お話を伺った中村先生の4階のお部屋から、すぐ向かいにある食草園が見渡せました。

中村先生は、

「4階だし、地面はないし、塀で囲まれているし、こんなところに蝶がくるのかしらと思って。
 だけど、おもしろそうだからやってみたら、どんどん蝶が来て卵を産んだんですよ」

と嬉しそうに語ってくださいました。

中村先生は、そうやって、常に自分の目で見て確かめて、愛情をもって生きものを観察されてきたんだなと。

190_nakamura01.jpg


先生は
「これまでの科学は、
 本来『生まれる』という考え方をしなければいけないのに、
 生きものを機械のようにとらえてきたことが課題であった」

とおっしゃいます。

「生まれる」という見方をしないと自然はわからないのだと。

それがすなわち、生命誌という、命を分析するのではなく、「誌」すなわち歴史、時間を加味してとらえていくあり方であるとお話しくださいました。

そういった中村先生の、生命の捉え方は、まさに、宇城先生が展開する、私たち人間の潜在能力の開発というあり方と同じです。


子どもの可能性をつぶさない社会をつくらねばならない。

子どもの能力を閉じ込めない大人にならなければならない。

それは、社会が、国が、誰かがやるのではなく、一人ひとりに問いかけられていることであることをあらためて確認した思いです。



定期購読のお申し込みはこちらです。
[ 『道』定期購読 ]

『道』190号のご注文はこちらです。
[ 『道』 190号 詳細・購入 ]


2016.11.11 14:43 | 編集部より | トラックバック(-) | コメント(0) |

いま世界中で問題になっている、ミツバチがある日突然消えていなくなる問題。

その原因は、農薬ともウイルスとも遺伝子組換作物とも言われています。
ミツバチがいなくなると、作物の受粉が行なわれなくなり食料危機になってしまいます。

この問題にある日目覚めた船橋康貴さんは、ミツバチの危機を回避しようと活動を始めました。


190_honey02.jpg
(海外と日本の、ミツバチに対する意識の差について話をしてくださる船橋さん)


インタビューでは、トップセールスマンであった船橋さんが環境問題に向き合うなかで、

「ミツバチこそが環境問題を 『知識』 から 『分かった』 に変える」

と直感して活動を始め、現在に至るまでが一気に語られていきます。

時に無謀とも思えるその行動のエネルギーは世界を変える勢いです。

インタビュー中、船橋さんがつくるハチミツをいただきました。
今まで食べたことのないおいしさでした。

190_honey01.jpg


ミツバチを守っていくという、船橋さんの想い。


「・・・僕の主義は、「怪獣とは戦わない」です。単体で戦っていると、それだけで人生が終わってしまう。そうじゃなくて、こちらに一つの自分たちの世界観をつくる。そうすることによってその怪獣がひゅーっと縮んでいくようなイメージです。
 そのためには時間がないんです。10年でなんとか上向きに変えないともう加速度的に減っていきますから。だから立ち上げからなんとかここまで漕ぎ着けた。これからの5年で世界の人々にミツバチの大切さを知ってもらい、具体的な保護活動のアクションを起こしたいということを今僕は大真面目にやっているのです。・・・・」



ぜひ船橋さんのエネルギーに触れていただきたいです。



定期購読のお申し込みはこちらです。
[ 『道』定期購読 ]

『道』190号のご注文はこちらです。
[ 『道』 190号 詳細・購入 ]

 
2016.11.07 14:38 | 編集部より | トラックバック(-) | コメント(0) |
  
2016年10月22日付の日本経済新聞にて、季刊『道』189号にご登場いただいた無着成恭氏のインタビュー記事が掲載されました。ただいま出版準備中の『おっぱい教育論』についても触れられています。

記事で無着氏は、『道』のインタビューでもおっしゃっていたように、今、子どもの本質的な問いかけに答えられない大人ばかりになっていることを危惧しています。

 ◇  ◇

「子供の『なぜ』と格闘 無着成恭さんに聞く」
日本経済新聞 2016年10月22日 夕刊より

「今ではパソコンやスマートフォンをいじくれば、答えが出てくると思っている。どんな質問でも答えがあると思っているけど、最初から答えが分かっているのは質問じゃないですね。こうなったのは子供のせいばかりじゃないです。大人が大事なことを教えられなくなったからです。大人が答えなくなったから子供が質問をしなくなった。教師だって誰かがあらかじめ用意した答えをそのまま信じていて、考えるということを教えない。子供が『どうして?』と質問をしないような国は滅ぶしかないでしょうね」・・・・

日経「無着成恭さんに聞く」

 ◇  ◇

無着氏の『おっぱい教育論』では、まさに「大人が子どもに授けるべき、ほんとうの知識とは何か。子どもが問いかけてくる本質的な質問にどのように向き合っていくか」ということが書かれています。

無着氏は「この本は私の遺言書」とおっしゃって、丁寧に修正や追加をしてくださっています。
子どもに関わるすべての大人に読んでもらいたい本です。


無着成恭著『おっぱい教育論』

無着成恭著  『おっぱい教育論』 2016年11月下旬発売
[ 詳細・ご予約はこちらです ]


無着氏の季刊『道』インタビュー「人間をつくるとは、真の教育とは」
[189号 詳細・ご購入はこちらです]
2016.10.24 14:06 | 編集部より | トラックバック(-) | コメント(0) |